相模原療育園の事業
父母の会の熱心な要請を受け、相模原市は、昭和60年(1985年)に市の総合計画に
重症心身障害児施設の用地取得を盛り込み、
神奈川県と相模原市による用地の提供、運営主体となる法人の設立を経て、
平成元年(1989年)5月に当園が開設されました。
当園は、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している児童、者に
医療と福祉を統合したサービスを提供し、
個人の尊厳の保持を旨とし、明るく楽しく安心して生活できる環境を創生し、
地域に開かれた愛と真心の香りただよう施設を目指します。
重症心身障害児とは | |
☆ ☆ |
重度の知的障害と重度の肢体不自由をあわせもつ児童です。 自分の力では動けない人が多いので、車椅子での移動が欠かせません。食事を食べさせてもらうなど、生活のほとんどを介助してもらいます。 |
年齢が18歳以上になっても、市町村よりの支給決定があれば、障害者自立支援法に基づき、施設に入所することができます。 |
○ 施設の概要 | |||
入 所 定 員 60人 うち 入園者 58、短期入所事業 2 | |||
入園して療育することが必要な重症児(者)を神奈川県児童相談の支給決定により受け入れます。 | |||
入所者の療育 | 療育活動の単位として入園者を4つのグループにし、それぞれ各職種の職員を配置して具体的活動を行っています。 | ||
感覚・運動的な刺激を通しての援助と、生きる意味や存在することを価値づける援助、ふれあい活動のふたつの面をねらって、さまざまな活動を展開しています。 生活グループを基本とする活動のほかに、いくつかのグループが合同で、さらには全グループ、時には全入園者と職員や保護者、地域住民と共同で行われる活動(行事も含めて)もあります。 |
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食事は、よりおいしく、より楽しくをモットーに、3回食制を導入しています。 日常動作訓練は、残存能力を活かしたり、発達を促したりするため、摂食、更衣、洗面など、個別的な対応を重視しています。 |
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人や自然や文化的資源とのふれあいを広げるために、カーハイク、徒歩ハイクを行っています。 | |||
動物とのふれあい療育〜 犬や猫などの動物をつれて獣医さんや飼い主の方にボランティアとして月に1回訪問していただいています。これは、日本動物病院福祉協会の協力によるもので、動物とのふれあいは、触覚などの感覚刺激から仲間的な感受性の育ちなど、評価が高く、全国に紹介されました。 | |||
在宅支援事業 | |||
在宅の重症心身障害児(者)を対象として、次の支援事業をを行っています。 | |||
☆ 医療型短期入所事業 ☆ 生活介護、児童発達支援 (週 5回、1日 5人) ☆ 外来診療事業 (月 6回) |
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○ ご理解とご支援のお願い | |||
当園の療育活動を応援する 後援会 への加入をお待ちしています。 ご支援により、より充実した重症児(者)の福祉事業を推進いたします。 |
○ ご連絡、お問い合わせは、下記へどうぞ
社会福祉法人 慈恵療育会 相模原療育園 |
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〒252−0224 神奈川県相模原市南区若松1−21−9 TEL:042−749−6316 FAX:042−749−6356 |
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http://www.jikeiryouikukai.or.jp/ |
(150626更新)